W.B.S. 蜂谷 制 参戦レポート

8月27日〜29日、本当であれば檜原湖OPENに出場し、
3年連続表彰台に目指ところでしたが、海外遠征3回目!
今回はFLWのStrenシリーズLake Champlainで行われる試合に
Co-anglerとして出場してきました。
27日、東京から飛行機で約13時間トロント空港(カナダ)へ。
そして、トロントから車でバスボートを引っ張りながら
7時間移動しアメリカに入国。


さらに2時間移動し、やっとLake Champlainに到着。
まずはライセンスを購入し、モーテルへ移動してチェックイン。
試合会場と集合場所を確認、ボートのチェック、
タックルの準備をすると既に時間は夜の11時でした。
Pre Fishing1日目、朝4時30分起床。
Lake Champlainは琵琶湖のように細長いので、まずは北側をチェック。
3つのエリアに移動し各ポイントの水深、水温、ベイトなどを確認し、
Lake Champlainに有効な釣り方を探しながら
2〜4lbのラージ、スモールを2人で30匹以上釣ることができました。
試合では15lbぐらいは釣れる感触で1日目のPre Fishingが終了しました。

Pre Fishing2日目、
今度は湖の中心にエリアを絞って幾つかのポイントのチェック。
しかし気温が寒く昨日の釣り方では
1〜2lbのスモールしか釣ることができません。
夕方からミーティングがあるため、3lbを超えるポイントや
アプローチの方法を探すことができないままPre Fishing終了。

ミーティング受付時に主催者側の責任者であるロンさんが
もう一人日本人がエントリーしている事を教えてくれました。
桐山選手がBoaterでエントリーしていました。
ルール説明が始まり、
その後初日のパートナーとの組み合わせが発表されました。
パートナーとのミーティング後直ぐにモーテルへ戻り、
試合に備えラインの巻き替え、
タックルの準備を行うと0時を過ぎてしまいました。

試合1日目、
昨日よりさらに寒くなっていました。

最初のポイントはPre Fishing2日目と同じエリアで、
やはり2lbのスモールバスしか釣ることができないまま、
5本9.50lbで63位。
試合2日目。
パートナーは1日目のウエイトがプリントされた用紙と一緒に、
名前と連絡先が記載されており、各自その連絡先に電話してミーティング。
モーテルへ戻り一部ラインの巻き替え、
タックルの変更を行い23時に就寝。
試合2日目、朝さらに寒くなっていたので、
Pre Fishingとは違う静かな誘い方に変更すると、
その作戦が功を奏し、最初のエリアでパートナーが1本のところ、
4本釣ることができました。
2日目のパートナーは初日11位だったので
次のエリアで自分が5本揃った時点でちょっとお休みし、
パートナーが5本揃うのを待ちました。
お昼になると気温も上昇しPre Fishingの時と同じアプローチに戻し、
3〜4lbのスモールマウスを3本釣り入れ替え、
ウエイトを14.6lbまで伸ばすことができました。

ウェインの時「2008Canada OPEN Co-angler Champion」
とアナウンスされた時はビックリしました。

結果は149人中35位で決勝戦(10位内まで)に残ることは
できませんでしたが、
入賞圏内ぎりぎりで賞金獲得することができました。
今回一緒にカナダから行った友達のパトリックさんは、
FLWベテランの実力をみせ5位で決勝戦に残り最終10位、
モーテルでルームシェアしたニコラスさんは自分と一緒で
今回初めてFLWに参戦し残念ながら130位、
桐山さんは惜しくも11位で決勝に残れませんでした。

パートナーがライバルとなるFLWに出場してみて、
ポイントの選択、ボートの流し方や釣り方等、
今後自分がFLWのBoaterで出場するための勉強になりました。
偶然かもしれませんが自分がPre Fishingで選んだエリアが、
試合でBoaterの人が選んだ場所と同じだった事や、
Boaterの人とウエイトに差のない釣り方ができたことが自信に繋がりました。
来年もFLWに参戦し近い将来、アメリカでBoaterとし出場したいと思います。

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