■Congratulations!!


2004年バスマスタークラッシックは、
大森貴洋プロが外国人として初めて優勝! 
という快挙を成し遂げた。

二日目終了時点で、大親友のディーンロハスと貴洋が
1位、2位というスタンディングを見て、
どちらかが優勝してくれれば素晴らしいことだと思っていた。
そして結果を聞いて、
「やったなー、凄いぜ貴洋。
残念だったけどディーンの4位も大したもんだよ」
と二人に後で電話を入れた。

私が分析するのも失礼な話であるが、
貴洋は勝つべくしてクラッシックの栄冠に輝いたのだと思う。
ここ数年、私がテキサス州レイクフォーク近郊に引越してから、
近所ということもあり、一緒に食事したり、
USトレイルのロッドを作ったりと接する機会が多く、
釣りだけではなく色々な話をした。

その考え方や釣りに取り組む姿勢、研究心など、
彼には人並み外れたところがある。
勿論、同じトーナメントトレイルを回っていることもあり、
彼の釣りの技術は口では表せないほど高いレベルに有るのを
目の当りにしてきた。

快挙という言葉を冒頭で述べたが、
そのような文字を使うと実力以上のことを
成し遂げたように表していないかと心配である。
というのも、今までの戦歴もさることながら、
現に今シーズンもBASSとFLWの全戦で賞金を獲得するほど、
アグレッシブ且つ安定した成績を収めていたからである。

バスマスタークラッシック優勝は、
これ以上にない最高の名誉と誇りであり、
トーナメントバスフィッシャーマンの最大最高のゴールである。


大森貴洋殿

バスマスタークラッシック優勝おめでとうございます。

                        宮崎友輔


1992 Basser.No.27より 撮影:都留崎 健


1992 Basser.No.27より 撮影:都留崎 健