■練習中のワーム  

ここ数年、成田プロにレイク・フォークで教わって以来勉強しているのは
スイムセンコーとワンナップシャッドである。
アメリカではバストリックスが大人気で、
各社からコピー製品が目白押しに発売されていた。
私はグラス周りでこのスイムセンコーとバストリックスを使う練習を、
フォークでかなりやった。
試合では成績こそあまり良くなかったが、
数年前のフロリダ戦でスイムセンコーを実戦投入した。
ライトテキサスでグラスの上をスローからミディアムリトリーブする。
スピナーベイトを投げるような場所でハードルアーには反応しない日でもバイトしてくる。
テンポ良くスピーディーに探れるので、
ヤマセンコーより手返しが早くて自分向きである。

次に教わったのは、6.5インチのカットテールの使い方で
現状使用頻度の高いトリックワームと被るのだが、
水押しの強さやゲーリ独自のバイト時間の長さ、
キャスタビリティーの良さを考えると使わない理由はない。
効果的なリグや適材適所をざっと教わり実戦投入している。


写真は11LBのバス

最後はリアクションイノベーション社のダブルワイドビーバーである。
スイートビーバーはここ数年のヤマセンコー以来の大ヒット商品で、
ハドルとクローワームの中間といった感じで、
マテリアルの硬さもちょうど良く、フリップベイトとしての完成度が高く、
ライトフリップから1オンス系のグラスマットのフリップまでこなしてくれる。
そのスイートビーバーの大型バージョンがダブルワイドビーバーで、
ビッグウエイト戦が予想される試合で投入しようと思っている。
このリアクションイノベーションのルアーは実戦向きな商品が多く、
バズベイトやシャークというソフトフロッグの完成度も高い。
ここで働いているデイビット・フェルナンデスは、
何故かエリート戦で私のノンボーダーに数回なった。
それで後ろからこれらのルアーで釣ってくる。
気の良いデイビットは、「ユースケこれを使え」と試合中に分けてくれている。
ありがたい話である。

宮崎友輔