■さらばB2?

私のこのコラムのバックナンバーを読み返してもらうと、
シャロークランクに何が必要かはかなり記載したと思う。
ボートにはあれもこれも積んでいると、きりがない。
どうせ試合では自分が信じたルアーしか投げないんだから、
絞りこんだルアーだけで良いよいと、ここ数年思うようになった。
もともとシンプルなボックスだったが、
それが更に絞り込まれてきたって訳である。




小型と中型はRPMクランクBIT-3、
MID-4があれば他はほぼいらないと思う。
大型はバルサB3とRC2.5を使っている。
最近はB2を結ぶことがなくなってしまった。
メンテが面倒なのと、個体差を選ぶのに疲れた。
バスはプラ製もバルサ製も正直全く分かってない。
人間のうんちくでしかない。
目の前にそそられるルアーが入ってくれば、食い付く。
そこに尽きる。
ではどうして、これらのルアーを選択したり、作成したかって? 
根掛りを少なくし、手返しを増やすことにより
バイトチャンスを増やすことを願っていたからだ。
そしてワイドウォブルによる集魚力などが上げられるが、
詳しくはバックナンバーを参考にして貰いたい。 



で、何でこの記事を書いたかというと、
B2ですら投げないなら、ボートから下ろそうかとガレージで悩んだからだ。
ある程度シャロークランクは自分の中で完結したと思う。
その分、ディープクランクや、スピナーベイト、
トップウォーター、スイムベイトの可能性などをここ数年勉強している。
そうするとまだ完結に達していないジャンルのルアーは増えるばかりである。
でもボートには全部は積みきれないので、
何かを入れれば、何かを削らなければならないのである。
時代も、自分の釣りも進歩していると信じて…

宮崎友輔