■ニューボート



2008年に試合で使うボートをスキーター本社からピックアップしてきた。
今年は初めて自分で決めた色をオーダーした。
ラップボートにするので、プロチームの人は
その年毎に決められたスキーターの伝統の
『チームカラー』と呼ばれるカラーに乗る意味がなくったからだ。
それはそうだ。
ラップしたら、中のカラーなんて見えないのだから。

昨年は日本から帰ってきて、
既にボートがラップしてあったので、
自分のボートが正確にどんな色なのか、
ラップを剥ぐまで把握していなかったぐらいだ。

私が選んだカラーは写真を見てもらって、
カッコ良かったか悪かったかは判断してみてください。
シンプルなカラーにしたつもりですが、何か・・・。



このカラーを見るのも束の間、
直ぐにダラスにあるラップ屋さんにボートを運び、
ヤマハラップを貼って貰わなくてはならない。
そしてミンコタや魚探を付けたり、バッテリーを積んだり、
ホットフットを取り付けたりの作業が始まる。
4〜5日で組み上げ、ガソリンと時間が無駄な慣らし運転を行なうのだ。
面倒でも、毎年の事ながら自分でやることによって、
信頼してラフウォーターでドライブ出来ると信じている。
また何か問題が起きたときにも、対処方が分かり易かったり、
この工具はボートに積んでおいた方がよいなど、分かるようになるからだ。

昨年と同じボートで同様のラップの為か、
この前まで使っていたボートと何が違うのか分からなくなる。
そういえば、エンジンはマイナーチェンジしたので
HPDIシリーズ2とカウルやラップに記されている。




一人で慣らしに行くのも寂しいので、
ダラスに引っ越してきた洋介を誘って、
少しだけ釣りするよと甘い言葉を掛けて連れ出そう。

宮崎友輔