■PAA テキサスバスクラッシック
PAA(プロフェッショナル・アングラーズ・アソシエーション)
の初トーナメントであるトヨタ・テキサスバスクラッシックが、
レイク・フォークで開催となった。
LAからの帰りは雪あり嵐ありで27時間かけてフォークに着いた。
試合は翌日から始まり、
疲れきって熱があるなかでのプラクティスとなった。
状況はミッドスポーンであるが、
寒いサンダーストームによって、バスがバックオフしている。
熱があり、二日間のプラクティスは半日ずつ行い、
1日フルに釣れる程の体のコンディションはなかった。
三共製薬から頂いたビトンハイというビタミン剤と風邪薬を飲み、
試合に備えた。
このPAA戦はノーエントリーフィーで、
160名の40チーム(1チーム4名)で行なわれるチーム戦だ。
二日間の予選の後、
最終日の決勝へは6チームが進める。
賞金は全員に、最低でも一人当たり2000ドルが用意され、
優勝はチームで25万ドル(約3000万円)、
ビッグフィッシュ賞にはトヨタ・タンドラが贈られる
ナイスなトーナメントである。
日本人選手は大森プロ、清水プロと私の3人がエントリー。
私のチームパートナーは親友ディーン・ロハス(キャプテン)、
エルトン・ルースJr.、チャック・エコノムーの4名である。

この試合で驚いたことは、待ち時間はコンサートが催されたり、
釣り/アウトドアーブースがあったりとエンターテイメントが充実していること。
そして数百名入るアングラーテントやVIPルーム、
プレスルームとPGA(プロゴルフ)で使う機材を持ち込み、
アングラーや家族にナイスな料理やドリンクが提供されたりした。
そのテントで内は試合速報が流れたり、
ウェイインが映し出されたりしていた。
VIPルームは野球場にあるようなボックスシート式になっていて、
バーやテレビが入っており、
スポンサー関連の人々などが利用していたようだ。

まさにプロスポーツとして、選手やメーカー、観客に
至れり付くせりの態勢を目指しているようだった。
ウェイインステージもバストーナメントサイズではなく、
コンサート用ステージで大画面のモニターを始めとして、
音響も半端なサイズではなかった。
試合内容は次回にしよう。
宮崎友輔
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