霞ヶ浦や利根川で開催されているトーナメントの優勝や上位入賞者から
「実はRPMクランクを使用していたのですよ」
と本人から、もしくは人づてにメールや連絡をいただく。
琵琶湖でも『表ざたにはしたくないのですが…』、
というRPMクランクの威力に魅せられた熟練アングラーが多数いるという。

トーナメントで勝てるクランクベイト。
それだけじゃない。
岸釣りを始めとしたプライベート釣行でも、
根掛りの少なさから思い切ってシャローカバーに打ち込んで欲しい
との願いを込めてRPM クランクの製作に関わった。

使いこなした人達だけが実感できる信頼感が、
このRPMクランクにはある。
カリフォルニアデルタでの試合中3日間、
それぞれのコ・アングラーから売って欲しいと強くせがまれた。
その気持ちも判るので、試合中はパートナーにBIT3を貸した日もあった。
貸しても自分には自分のバスが釣れるから、問題はないと考えからだ。



そんなRPMクランクにまつわる話題が舞い込んできた。
2007年3月のトーナメントにて崎原労氏はRPMクランク（YMチャート）にて
キロオーバーをゲットして栄冠を掴んだそうである。　
3月下旬のまだ低水温気でも、この景気のいい釣れ方は羨ましいかぎりであり、
嬉しいレポートが届いたので紹介したい。



宮崎プロこんにちは（はじめまして）。
私は関東でバス釣りを楽しむ崎原労と申します。
突然ですが、宮崎プロがデザインするクランクベイト
RPM CRANK MID-4(Y.M.チャート)を使って
なんと！優勝してしまいました。
巷にシャロークランクは数多く出回っていますが、
このRPM CRANK MID-4は別物です。
今回この別物であるRPM CRANK MID-4の使用所感をレポート致します。

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私がRPM CRANK MID-4を初めて目にしたのは去年7月の釣具量販店でした。
2005バサーオールスタークラシックで優勝した
宮崎プロのウイニングルアーがダイワより発売になると聞いていたので
一度使ってみたいと思い探していたのです。
気になっていた「Ｙ.Ｍ.チャート」を即購入し、
夏の霞で試したところ、直ぐに50upの霞バスが返してくれました。



RPMは私が今まで使ってきたシャロークランクの中で
特に速いピッチと強いウォブルが特徴のクランクだと思います。
どの位ピッチが速くウォブルが強いかを私なりに表現すると、
キャスト後に巻き出すとルアーがその場に留まってウォブルしているのでは？
と思わせる位細かく動き、
その強いウォブルに慣れないうちは引き抵抗で腕が疲れるといった具合です。
ウッド系クランクのそれ以上の動きを持ち合わせていると言ったら
解かり易いでしょうか？
また、＃4フックを搭載しているにも係わらず、
独特のリップ形状とボディー形状により、
ストラクチャーにタイトに通してもほとんど根掛かりをしないのも
特筆すべき事項です。

カバークランクは、そのカバー回避能力は当然のこととして
可能な限りストラクチャーを舐める(短い距離でより多く動く)ことができ、
且つ水を強く押し周囲のバスに強くアピールしなければならない
と考える私にとって、RPMはベストなクランクとなっています。

最後になりましたが、
宮崎プロこれからもお体に気を付けてUSトレイルを頑張って下さい。
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第3戦については後日レポートします。
宮崎友輔