■昨年2006年は・・・

2006年はオールスタークラッシック直前に帰国して、同試合に出場しましたが、その際、多くの方々から「フロムUSAを楽しみにしているけど、最近更新されていないね。」と尋ねられました。 「本当にごめんなさい。自分が怠け者なだけです。」 でもアップできなかったのは後半戦に入り、スタート直後にエレキのワイヤーが切れたり、エンジンが不調になったりと、4つの試合でボートトラブルに見舞われたからなんです。そのうち数試合は、賞金圏内には余裕で入れるぐらいの初日のウエイトがあったのに、二日目の朝一からブレイクダウンしたりと色々な事態に襲われました。それでもレイク・オナイダ戦では、首位で予選を通過するほど調子がよかったんですよ。大半のバスはメガバス社のヴィジョン110のジャーキングでビッグスモールマウスを釣り、無事に二度目の決勝にも進んで、年間順位も30位台をキープしていたほどです。でも、再びトラブルに襲われてしまったんです。

シャンプレーン戦ではエンジンの排気に異常が見られて、試合ではオフィシャルのボートを借りての出場となってしまいました。その試合では1時間45分かけてのロングドライブを決行したんですが、何と朝―からオフィシャル艇のエレキがうんともすんとも動かない。そうなるとトーナメントは果てしなく終わってしまいます。クラッシックにクオリファイ出来るだけの魚は見つけていたと思うんですが、メカニカルプロブレムにはホント、後半泣かされました。それでもプロアングラーとして、自分のベストを常に尽くしたつもりです。ただ余りに自分に降りかかる色々な事態に、とてもウェブを更新するだけの精神力がなかったのと、過去を振り返るより次を見据えて進むことを自分に言い聞かせていた、というのが実態でした。楽しみにしていた方々には、ご迷惑をお掛けしました。
2006年の話題として忘れてならないのは、やはりオールスタークラッシックで、昨年同様に素晴らしい時間を過ごさせてもらったことです。師匠である吉田さんを始めとして、兄貴分の修弥さんや、並木さん。エビちゃんや草やん、そして優勝した河辺さん等、日本を代表するアングラーの方々と同じ土俵で戦えたことはとても刺激的でした。また、同年代の鈴木剛さんや開発学さんの助けや、スポンサー殿の絶大な協力、素晴らしいWBSとバサースタッフ陣の運営、多くの友人の力なしには、トーナメントには出場は出来なかったでしょう。遅くなりましたが、この場を借りて『皆様、ありがとう御座いました。』と申し上げます。


今年はまだ本決定では有りませんが、少し趣向を変えてフロムUSAを続けていければと考えております。ご期待ください。
宮崎友輔
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