罵州雑言

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その045 義務を果たして権利を手にする!


 

前半のGWはどうだった?

魚釣れた?

俺はGWの初日から小貝川巡視で疲れたよ。

 

今年から小貝川下流域水面利用等協議会の委員を、

国土交通省関東地方整備局下館河川事務所より仰せつかった。

水面利用者がルールやマナーを遵守して、

水難事故や不法投棄、法令違反を防止するための組織である。

釣り人を排除するための協議会ではなく、

ルールやマナーを守って楽しく利用しましょう・・・と言うことである。

 

 

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巡視の時に何人かの釣り人に尋ねたのだが、

茨城県内水面漁業協同組合連合会が発行している

遊漁承認証(釣り券)を持っているものは誰一人としていなかった。

 

「バスは漁業権魚種じゃありませんよね」

「釣れないのになんで払うの?」

「バスを放流してよ」

「川までのエントリーをもっと楽にしてくれないかな」

「どこで券を売っているのか知らないし・・・」

 

などなど、まぁ、自分勝手な御託ばかりを並べて支払おうとしない輩が多い。

茨城県内の河川や湖沼で釣りをするときには、

遊漁承認証(一年間で4000円)が必要で、

この券があれば茨城全県の内水面で魚釣りを楽しむことが出来るのだ。

(但し、アユ、ヤマメ、イワナ、サクラマスを除く)

 

年間に10回釣りに行ったとすると、一回分が400円だ。

今どき400円で一日遊べるレクレーションはないよな。

楽しく釣りが出来る環境作り・・・そう考えれば本当にリーズナブルだと思う。

 

 

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さて、GWの後半が数日後からスタートする。

それまでに釣り券を用意して釣り場に臨もう!

気が咎めずに楽しく釣りが出来ること、請け合いである。

支払いの義務を果たして、釣りをする権利を買うのである。

各釣り場でのバスアングラーの奮闘を祈る!!

 

 

さぁ、本日から5月だよ。

昨年から霞ヶ浦に係る釣り人の皆さんにお願いしているバスの生体移動自粛が、

本日よりスタートし、5月末日までの一ヶ月間実施される。

俺たちだけではなく、次代のバスアングラーにも、

霞ヶ浦のバスフィッシングを楽しんでもらうための施策である。

どうぞ、一丸となって5月ルールを守って欲しい。

 

 

 

 

 

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