罵州雑言

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その874 人生の目標


 

 

仕事部屋のファンヒーターが3時間経過の音を伝える。

そうか、もう3時間もPCの前に座っているんだなぁ。

時関経過が気にならないのは、外の天気が雨だからだな。

土曜日の第75回防塵挺身隊に続いて、ファミリー釣り教室と、

二日連チャンでNPO活動をしたので、身体は相当に参っている。

 

「どうだい、ここら辺りで休憩しないかい?」

そんな声を天から掛けられたような気分でPCに向かったが、

朝6時から早3時間が経過していたので、

肩凝りや腰の痛みが勃発してコーヒーブレイクにした。

 

こうして、日々やることがある。

でもね、辛いとは思わないよ。

やることがあるてぇことはさっ、

それだけ世間に欲されているてぇことだから幸せだよ。

誰からもお呼びが掛からないようになったら、おしめえさっ。

 

 

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どうだい、俺たちがちょいと動くだけでこれほどきれいになるんだぜ。

俺は現場で動いているものだけが味わえる感動に常々同伴しているから、

一見無駄に見える活動にも力が込められるんだな。

頑張ることが出来るんだな。

 

この防塵挺身隊の途中で、地元の爺さんが話しかけて来た。

「ゴミ拾いなんざぁ、やっても無駄だよ。

次々に捨てるやつがいるんだからな。

俺も家の傍でゴミ拾いやっていたが、もう諦めた・・・」。

 

爺さん、諦めたらそれでお終いだぜ。

俺たちはゴミを捨てる馬鹿野郎に負けたくないからゴミを拾うんだ。

そんな精神を構築してくれたのが、特定外来生物法だったんだなぁ。

 

『バスフィッシングを止めるな。止めたらそれが敗北だ』

だから、俺はバスフィッシングを生きている限り、続けて行くし、

霞ヶ浦のゴミ拾いも同様に続けて行くよ。

それが俺を勝利に導く唯一無二だと思っているからだ。

諦めない。頑張り続ける。

人生の目標を見つけると、人は強くなれる・・・そんなもんだぜっ。

だから俺には休憩も休息もないんだな。

 

 

 

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