罵州雑言

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その726 遠きにありて思う


 

 

8月に入ったら夏らしい気温と空である。

真っ青な空に真っ白な積乱雲がニョキニョキと頭をもたげて、

さすがに入道雲と呼ばれるだけのことはある。

この暑さに負けて、日中はおとなしくしている。

熱中症になりそうだからな。

 

シェスタなんぞで気を紛らわせている。

で、夜な夜な・・・元気印が顔を覗かす。

夜の釣りはやらないので元気になってもねぇ。

かと言って、酒を飲みに街中に繰り出すほどの元気はない。

ついついドラクエのゲームをしたり、映画鑑賞をしたり、

原稿を書いたりで時間を浪費している。

釣りに行けばいいのだが、夜はねぇ・・・怖いから!

この人と行けば悪霊は近寄らないかも!

 

 

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念仏を唱えつつ悪霊やら怨霊等に講話やら説法をしたりして。

悪い霊の皆さんは退散ですなっ!

でもね、霊魂よりも怖いのは人間の方だな。

ここ数年間、悲惨な事件ばかりが起きている。

親殺し、子殺し、兄弟殺し、仲間殺しなどの事件である。

 

が、誰にもその問題が解決できない。

事件数はますます増えている。

都議会をぶっ壊す・・・なんてぇ物騒な台詞を言う政治家が、

期待を裏切って当選するのだから、何でもぶっ壊したもん勝ちになる。

これが危険だ。

 

どんな世界でも共存共栄が良い・・・と俺は思っている。

在来種とか、外来種とかの差別がない世界が良いんだな。

振り返ってみれば、日本は多くの外来種によって助けられている。

古くは稲作に始まって、多種多様な外来種のお陰で、

今日の日本国が存在しているのである。

 

だからこそ喧嘩する政治家ではなく、

協同や共同、さらには協働できる政治家が良いなぁ。

主義主張も大事であるが、第一に考えるべきは国民のことだよ。

国民不在の政治などあり得ないからだ。

 

外来種問題で間違った判断をしたのなら謝れば良い。

そこからがスタートだと思う。

俺はその謝罪を受け止められるほど穏やかになったぜ。

でも、政治家が本気で謝るのを見たことはないなっ。

 

ふぅ~、難しい政治の話よりも今はバスフィッシングの話をしたいなぁ。

呉ぐれも間違った施策をしないように、東京は俺の故郷だ。

 

 

 

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