いつかはアメリカ? by Pill Gates

いつかはアメリカ? by Pill Gates

No.18 Classic


B.A.S.S.のクラシック、終わりましたね。

 

大逆転で勝ったのは25歳のジョーダン・リー。

 

カレッジシリーズに出ていた人みたいです。

 

一気にメジャープロの仲間入りです。

 

まさにアメリカン・ドリーム。

 

アメリカはこうして一発逆転があるからいいですね。

 

私のように出遅れた人間にもチャンスがある。

 

てか、向こうでは出遅れなどの観念がそもそもないのです。

 

 

昔、私がアラスカを旅していた時、アメリカ人のファミリーと出会いました。

 

彼らは家族で本土からキャンピングカーでやって来ていたのです。

 

アメリカからアラスカまでクルマで来るのは大変です。

 

夏休みとか、そんな時期でもなかったので、

 

アメリカは長い休みをとれていいなー、と思っていました。

 

んで、その人にそんな話をしたら、

 

ご主人と思しき人は「いや、会社を辞めて家族で旅行している」

 

といいました。

 

それが夢だったそうです。

 

聞けば辞めるまでは週給2000ドルぐらいもらっていたそうです。

 

つまりエライ人です。

 

そういう人が惜しげもなく会社を辞めて家族で旅行する。

 

「旅が終わったらどうするんですか?」

 

と訊いたら

 

「ガソリンスタンドかなんかで働くさ」

 

といいました。

 

週給2000ドルとっていた人がガソリンスタンドで働ける。

 

アメリカはそういう国なんです。

 

日本だったら、どっかの部長が会社を辞めてガソリンスタンドでは働かないでしょう。

 

見栄があるからです。

アメリカはいいですよー。

 

アメリカにはバスプロを目指している人はたくさんいます。

 

そういう人は何年か一生懸命働いて資金を貯めて、

 

トーナメントにチャレンジします。

 

家族がいるとか、そういうことは気にしません。

 

2年ほど頑張って、うまく行ったら目出度くプロになれます。

 

なれなくても「また働けばいいさ」と気にしません。

 

これがアメリカン・ドリームなのです。

 

現実の生活に支配されて夢を追いかけないのが日本人。

 

現実の生活などいつでもできるさ、とチャレンジするのがアメリカ。

 

どっちがいいともいえませんが、

 

同じ一生なら勝負した方がいいですよね。

 

私はもう遅いですが……。

 

んズガーン!

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