罵州雑言

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その548 クランクベイト考


 

 

ゴミ拾いをしていてルアーを拾った。

そのうちの7割にスイベルスナップやスナップがついている。

いや、いや、スプリットリングが外してあれば良いけれど、

買ったまんま、スプリットリングが付いたまんまでのスナップは、

クランクベイト使いとしてはNG、駄目駄目だよね。

 

 

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クランクベイトって、僅かコンマ何グラムの重量差で、

動きが変わってしまうんだ。

だから、スナップを付けると、

フロント部分に重量が付加されるんだね。

必然的にそのクランクの動きは変化する。

変化だよ。あくまでも変化だ。

 

悪くなるかどうかは、決められない。

敢えてフロント部分に重量を掛けたい時もあるからね。

つまり、クランクベイトそれぞれの特徴を、

しっかりと把握してからスナップをつけるとか、

スプリットリングやハリを交換するとかを考えよう。

 

 

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製作者が違うと、同じサイズのクランクベイトであっても、

スプリットリングのサイズが違っていることがある。

これは製作者が意図して替えていると俺は思うんだね。

クランクベイトの動きやフックの絡みなど、

よりトラブルなくスマートにルアーを使って欲しいから、

この様な違いが出るのである。

 

 

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このミノーに装備されているスプリットリングは、

ちょいとサイズ違いだと思う。

フローティングにウェイトを加えるためなら納得できるけれど、

そんな様子はまったくない。

ただ単にフックアイとフックを繋ぐためのリング……になっている。

これじゃ、ルアーの動きが死んじゃうよね。

 

この様にクランクベイトやミノーなど、

止めると浮く巻き物系を使うとき、

そのルアーの特性をしっかりと把握する必要がある。

じゃないと、いつまでたっても「釣れちゃった!」から脱せないよ。

 

 

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