罵州雑言

罵州雑言

その410 ブラックウォーター!


 

 

黒い水・・・・・・意図しなかったがブラックウォーターが出来た。

小池栄湖の柳にモンシロドクガが3匹ほどいたので、

誰かが刺されちゃいかん・・・・・・と言うことで、

枝払いと毛虫の駆除を行った。

 

駆除と言う言葉は嫌いだが、

人間に害為す生き物は駆除で良いんじゃないの!

そう思っている俺である。

そう考えると、ブラックバスによって被害を受けている人はおらんな。

確かに、皆無だな。

 

いや、いや、被害と言うよりも人間社会に利益をもたらしている。

それが経済的であったり、精神的であったりなど、

人間生きて行くために必要な糧を生みだしているんだな。

あらら、話が反れちまったな。

ブラックウォーターの話だった。

 

で、枝払いしたヤナギを樽に入れておいたら、

枝についていた葉が全部樽の中に落ちて、

さらに水の中で腐敗してドロドロになっていた。

植物が水中で発するタンニンが、水に溶けだしたのである。

水色は茶色を通り越して、黒に近かった。

で、エアレーションすると泡が沸き上がった。

メタンガスの匂いもした。

 

 

410blackwater01

 

しかし、一週間もすると泡は泡となって消え?

黒いけれど透明感のある水に変化した。

 

 

410nobuble

 

この水をすくって小さな容器に移した。

案の定、真っ黒である。

魚がどこにいて、水草はどうなっているのか?

それがほとんど見えないのである。

 

 

410black&clear

 

これは飾るのは無理かな・・・・・・ところが、底に石や砂を敷かない容器を、

さらに光を遮らない場所で見ると、

なんときれいな紅茶色だったのである。

これなら使える!

 

 

410teacolor

 

霞ヶ浦ミニ水族館にこのブラックウォーターを並べる予定である。

ミネラルをたっぷり含んだ黒い水は、

見学者にどんな印象を与えるのだろう。

今から楽しみである。

 

 

Comments are closed.