罵州雑言

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その406 メじゃなくモ!


 

 

小池栄湖に見事なまでにガガブタが咲いたよ。

池一面をガガブタの葉が覆い、その緑の中に白い可憐な花が・・・・・・。

とっても美しい。

こんな光景が昔の霞ヶ浦には存在していたんだろうなぁ。

叶うなら・・・・・・って、叶いませんよ、この汚れようでは!

 

 

406gagabuta

 

でもね、一縷の望みはあるんだ。

新しい流入河川ね。そう、霞ヶ浦導水事業が完成したら、

その流入口周辺には水生植物が繁茂するんじゃないかな?

動く水に注目である。

 

そうだ、今日はそんな話もしよう。

霞ケ浦環境科学センターで講演会だよ。

県の施設で、環境月間に相応しい話ができるかのかなぁ。

脱線してしまうかもしれないが、

まぁ、今まで実践してきたことを話せばいいんだよな。

ああ、チト緊張が高まってきた。

 

キンチョウと言えば夏、夏と言えば蚊取り線香!

って、その話は昨日したね。

じゃ、今日はメじゃなくてモの話だ。

 

先週、布川昭男が小池栄湖のカメが上がり易いように、

足場板の様な材木を斜めに差し入れたんだ。

すると、その木の上に何が来たと思う?

カメじゃなくてカモが来たんだよ。

 

 

406kamo

 

ねっ、足場板の上に乗って首を伸ばしてすまし顔をしているだろ。

これは飛び発つ寸前の顔で、緊張気味の表情なんだ。

いつでも飛び立てる準備完了! ってところだな。

そうね、5mほどの距離までは近づけるけれど、

ヨシやヤナギなどの植物にカモフラージュして貰わないと、

近づくことはできないがね。

 

 

406karugamo

 

こちらは首を竦めてマッタリとしている表情だ。

すぐ傍にいるのに、動かないと判らないんだね。

このカモはカルガモだ。

この時期に見られるカモは概ねカルガモで、

カルガモは留鳥なんだね。

渡り鳥ではないってことだよ。

 

そうか、俺も昔は東京から霞ヶ浦に通う渡釣人だったが、

霞ヶ浦の畔に住んでしまったので今では留釣人ってことだな。

23年だよ・・・・・・思えば長いこと住んでいるなぁ。

終の場所になるのかねぇ。

 

さぁ~て、湿っぽい話よりも講演会の練習だよ。

今日のお手伝いはミムーだ。

パワーポイントも彼女の作業である。

いやはや、助かりましたね。

 

 

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