罵州雑言

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その367 小雨男


 

 

すっかり春の陽気だ。

朝夕は肌寒いのだが、日中の暑いくらいの陽気に、

ちょっとへばり気味である。

体調悪し!

で、医者に行く。

異常ナシ!

なんてぇことを言われてホッと一安心。

 

この疲れによる体調不良、先日の防塵挺身隊とH-1だな。

二日連続のイベントに身体が耐えきれなかったのだろう。

体力低下が身にしみる。

それにつけても森谷裕一の小雨っぷりには恐れ入る。

 

なんたってお日様が寒がりの俺の為に、

顔を出そうって気になっているにもかかわらず、

そいつを引っ込めちまって雨を降らすんだからなぁ。

 

 

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笑っている場合じゃないぞッ、森谷!

この日、H-1トーナメントの日は寒さに打ちひしがれた。

お天道様が顔を見せてくれた時は幸せだったが、

その後の小雨には本気で参った。

寒くて凍えていたよ。

 

 

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結局、森谷と別れるまで雨は降り続いた。

ところが、その後もこの話には続きがある。

忘れ物を届けるために、森谷は我が家まで来てくれたのだが、

それまで止んでいた雨がまたぞろ降り出したのである。

マジかいなっ!

 

森谷の小雨パワー、マジで恐ろしい。

恐れ入谷の鬼子母神だぜっ。

 

 

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