罵州雑言

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その144 移動水族館


 

月曜日の海の日に開催された泳げる霞ヶ浦市民フェスティバルでは、

子どもたちが魚に触れられるタッチプールを設置した。

プールとは言っても600×800の四角いプラスチック桶である。

 

この桶を三つ用意してそれぞれにテナガエビとスジエビの桶、

タナゴとモツゴ、タモロコ、フナの桶、アメリカザリガニの桶とした。

また、丸樽にはチャネルキャットフィッシュの棘を折って入れて、

これまた触れるように設えた。

 

無料と言うこともあっただろうが、

このタッチプールが子どもたちに大人気だった。

やはり子どもたちは生き物が大好きである。

 

桶の中に手を入れて、魚をすくったり、握ったり、

大きなテナガエビをつかまえたり、スジエビを追いかけたりして遊んだ。

ザリガニに指を挟まれた子もいた。

40cmほどのキャットフィッシュを捕まえて、持ち上げたりもしていた。

 

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子どもは遊びの天才である。

何か面白いことを見つけては夢中になる。

そして、水から離れない。

 

子どもたちが水辺で遊べなくなった昨今、

こんなふれあい方法であっても生き物と遊ぶことで、

子どもたちの創造力を膨らませることができる。

子どもたちの健やかな成長に、とても大切ななことだと思った。

 

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今回、軽トラックに一杯の荷物を運び込み、

ふれあいプールを開催したことによって、

移動水族館の企画立案も面白いと思った。

特定外来生物の移動は無理であるが、

それ以外の魚や水生生物のふれあいなら可能である。

それこそ、俺たちの釣りの力が試されるときでもある。

誰か俺たちをイベントに呼んでくれないかな?

 

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ふれあい事業で、現場に作る水族館も面白いだろうなっ。

生き物にふれる。

それが動物だったり、植物だったり・・・・・・様々なものに触るのだ。

たまには泥んこや水浸しになって子どもたちを遊ばせよう!

 

 

 

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