罵州雑言

罵州雑言

その130 クエン酸鉄の効能


 

フルボ酸鉄が手に入らないので、クエン酸鉄を作ってその代用に・・・。

と言うのを試みて二週間と少し経過したが、

水の色が変わったぐらいで思うような結果が得られない。

やはり植物プランクトンの動きが活発な、

高水温期じゃないと駄目かな・・・などと模索している。

 

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

 

これがクエン酸鉄を入れたときの115日の水の色である。

こうして光が透過する容器で見ると澄んでいるように見えるが、

上から見たら30㎝ほどの透明度だろう。

まぁ、霞ヶ浦と同じ程度っていう事だね。

 

 

 

で、こちらが昨日の1122日の水の色である。

透明度はほとんど変わらない。

但し、若干赤味がかっているようだ。

クエン酸鉄の錆び色なのか、それともバクテリアの赤なのかは判らない。

と、言う事でクエン酸鉄の結果はもう少し様子を見ないとな。

 

この水が今後どのような変化をするのか、見ものではある。

インターネットで調べると、三ヶ月から一年ほど掛かるみたいだな。

てぇことでのんびりと観察するとしよう。

慌てず騒がず焦らず諦めずの四つのずで、しずかに・・・だな。

 

 

 

そう言えば、クエン酸鉄を入れた桶の方は、

バクテリアの死骸が水面に発生していたな。

数日後には小さくなっていたので、水が安定してきたのかもしれない。

何れにしてもいろんな事象が起きるので面白いなっ・・・実験君は。

 

 

Comments are closed.