罵州雑言

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その812 霞ヶ浦自然再生協議会


 

 

日曜日は会議だった。

霞ヶ浦環境科学センターでの会議だった。

霞ヶ浦自然再生協議会の会議だった。

 

平成16年9月28日に設立準備会なるものが開催されて、

翌月の10月31日に第一回会議が開催された。

あれから12年の歳月が流れたのね。

当初は全員で70名ほどだった委員や関係各位も、

現在では半分以下に減ってしまった。

 

 

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会議ばかりの頃は、意見交換する人が多かったのだが、

実働を伴うになると櫛の歯が欠けるように一人抜け、二人抜け・・・。

で、現在の人数になったのである。

口だけで行動しないってぇ連中は、

いつの時代にも、どんな場所にもいるんだよなぁ。

俺には信じられないがね。

 

いったん口から出た言葉には、責任を持つべきだよな。

こうしたい,ああしたい、こうなれば、ああなれば・・・。

って、理想を掲げるだけではなく、それに向かって行動しろよ。

行動こそが俺たち人間のあるべき姿だと思う。

だから俺たちはバスアングラーになったんだよなっ。

 

魚釣りを実践して結果を残す。

実はこの自然再生協議会も同様で、

意見を言ったらそれに向かって行動すべきである。

ところが、実際には御託を並べるだけで実動の伴わない人が多い。

市民運動や活動ってぇのは、これが多いから嫌いなんだ。

 

俺たちが実践しているゴミ拾いだって、随分と言われたよ。

拾う努力も大事ですが、捨てさせない努力もしていますか?

馬鹿野郎! そんなことを俺たちに言う前に、

言ったお前が捨てさせない方法を考えろ!

 

「ゴミを拾ってもそれはイタチごっこだから、

ゴミを捨てさせないようにしないとね。ゴミ箱を設置するとか・・・」。

は~ん、こいつは現場を見ていないなっ。

それに今までに清掃活動をしたことがないなっ。

もちろん、私財をはたいてのゴミ箱の設置なんか、したこともねぇな。

 

俺たちは今までにゴミ箱の設置も含めていろいろやってきた。

で、今の方法が一番だと思っているんだ。

未経験のオッサンやオバハンにアレコレ言われたくはねぇな!

 

「ゴミ拾いしているのはバス釣りの免罪符でしょ!」。

と言われた時も、

「勿論、その通りでございます。

霞ヶ浦でバス釣りができなくなったら、ゴミ拾いは止めますよ」。

質問してきた人は俺の「やりますよ!」を期待していたのだろう。

予想外の言葉に沈黙してしまった。

俺たちはバス釣りがあればこそ、生かされてきたんだ・・・の思いである。

 

 

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今ではそんな質問する人はいないし、

釣り人が来るからゴミが増えるなんてぇことを言う人もいない。

だがね、傍若無人の釣り人がいることは確かだ。

立入禁止の場所に立ち入ったり、ゴミを残して行ったり、

外来魚を放置したままにしたり、土手で焚き火をしたり、

駐車などで地元民に迷惑をかけたりなどである。

 

これらの駄目な釣り人を排除するためにも、

今後の自然再生協議会では霞ヶ浦とのふれあいルールと言った、

遊び方や作法の規則を作るべきだと考えている。

その時にはまた皆さんの意見も欲しいのでご協力の程を!

 

 

 

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