罵州雑言

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その805 自信と誇り!


 

 

お陰様で、41回目の霞ヶ浦「53 Pick Up!」が無事終了。

参加者総数は249名にのぼった。

ここ数回で200名突破を果たしている。

過去には350名以上の参加もあったが、

特定外来生物法発布以来は、200名を下回っていたのである。

 

嬉しいなぁ。

多くの釣り人が意識してくれるようになって・・・。

 

 

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俺たち釣り人が年に二回集まっての湖岸清掃、

それは日頃釣りを楽しませて貰っている霞ヶ浦への恩返しである。

この思いでスタートした「53 Pick Up!」は、

参加者が参加費を支払って、

湖岸清掃と言うボランティア活動を行っている。

 

それは、ゴミに境界線などないからである。

湖内は国、川は県、陸域は当該市町村・・・。

我が日本国にはこの様な管理区分がある。

で、必然的にそれぞれに管理者がいるので、

様々な事項に対して責任所在が変化するのである。

当然、霞ヶ浦湖岸線やその延長線上の河川、さらには陸域に対して、

管理系統が異なってくる。

 

が、しかし、ゴミにはそんな管理区分はない。

桜川の上流からドンブラコッコと流れて来たゴミの発生地が、

市町村だとしても、途中で拾い上げると県の管轄になる。

さらに流れて本湖に流れ込むと国の管理となる。

じゃ、このゴミは誰が処分すれば良いのだ?

 

俺たち釣り人がなけなしの金を集めて、やってやろうじゃないか!

 

そんな発想で「53 Pick Up!」では拾い集めたゴミを、

きちんと料金を支払って産廃処理しているのだ。

産廃処理なので、投棄されたタイヤや家電製品、リサイクルゴミ、

ボンベ等の危険物、可燃ゴミに不燃ゴミと回収したゴミの全てを

業者に委託し適正に処理している。

この料金を参加者の皆さんに協力して貰っているのである。

 

 

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ゴミ拾いと言うボランティア活動でありながら、

参加費を徴収しているのはこの様な理由なのである。

拾ったゴミは自分たちが責任を持って処分する・・・自助自立の清掃活動だ。

 

なので、参加下さった皆さんは自信と誇りを持って欲しい。

俺たちのゴミ拾いは拾うだけではなく、

処理までの全てを完璧にこなしている・・・ってことに!

 

 

 

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