罵州雑言

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その773 近道


 

 

季節の移り変わりがとっても変だ。

真夏に晩秋の様な陽気が訪れたり、秋に真夏の陽気が訪れたりなど、

季節の移ろいが危うげである。

 

そう言えば、25日に富士山が初冠雪した。

例年よりも少し早いなっ。

例年であれば、9月の終わり30日頃だから・・・。

 

そんな季節変化のズレで、植物たちも影響を受けている。

生け簀で育てているエビモが殖芽をつけた。

例年だと夏枯れする前だったり、もう少し寒くなったりであるが、

一ヶ月以上もズレて殖芽を落とした。

 

 

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この季節のズレは、植物の変化だけではなく、

動物にも大いに影響すると思う。

それがどんな風に影響するのかは断言できないが、

例年通りの10月とは思わない方が良い。

その証拠に、例年であれば10月末に遭遇するシラウオの子どもが、

今年は9月に見ることができた。

 

 

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そう言えば、俺たち人間もこの地球上の生物である。

五感を研ぎ澄まし、第六感を信じて自然の移ろいをいち早く察知しよう。

そう、野生に回帰するのである。

そんなことがバスに出会うための近道かもしれないぞ。

 

あと数日で9月が終わる。

10月に入ると2016年も残すところ三ヶ月だ。

悔いのないよう充実した日々を過ごそう。

野生の本能を磨きながら・・・。

 

 

 

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