罵州雑言

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その749 子ども釣り教室、無事終了!


 

 

先週の土曜日に開催された子ども釣り教室、

天候は不順なれど154名のお子さんが参加してくれて、

無事に終了した。

 

強風と時折降り注ぐ雨に翻弄されながらも、

子どもたちは魚釣りを体験することができた。

確かに、霞ケ浦環境科学センターの小さな池ではあるが、

魚は魚、釣りは釣り・・・である。

小さな3歳から大きな14歳まで、

安心安全に釣りを指導するには打ってつけの環境なのである。

 

 

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今年も霞ケ浦環境科学センターからの打診があって、

子ども釣り教室をセンターの夏まつり2016で開催した。

釣りの好きな子どもたちが増えることはもちろん、

釣りを通じて小さな命の大切さを学んで欲しいからだね。

 

俺たちが子どもの頃は東京であっても、

ちょいと探せば結構釣り場があって釣りを楽しむことができた。

しかし、今はどうだい、広大な霞ヶ浦周辺だって、

子どもたちが魚釣りを楽しめる環境が稀有になっている。

 

俺たちが子どもの頃は、虫とりや魚釣りを通じて

命の大切さを学んできたと思う。

一寸の虫にも五分の魂とか、

水魚の交わり、轍鮒の急など、虫や魚に教えられることが多かった。

 

もちろん、これらの諺はその当時のジジイ連中が

教えてくれたことではあるが、

命を大切に思う気持ちや他人との付き合い方など、

人間としてのあり方の基本を学んだのである。

 

あのジジイ連中が親身になって教えてくれたのは、

子どもたちが魚釣り上げた時に見せる喜ぶ顔や得意げな顔、

満面の笑み、驚きの表情などに出会えたからではないだろうか。

 

 

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子どもは国の宝である。

その子どもたちには、正しい知識を植え付けて行こう。

小さな命を慈しむ気持ちや、

外来生物によって生態系が成り立っている事実なども含めて・・・。

 

 

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