罵州雑言

罵州雑言

その715 梅雨の晴れ間の7月16日


 

 

間先生LOVE!

とは言っても、間先生の考え方にと言うことだよ。

決して色恋のLOVEではないので、はき違えないように!

間先生と言うのは、先日の浄化槽フォーラムで、

浄化槽とウィルスについて講演された理化学研究所の間 陽子先生である。

先生は俺たちにこんなお話しをしてくれた。

 

食牛の焼却処分や食鶏の埋設処分、

生き物の命を粗末にする行為に違和感を覚えた。

人間であれば治療を施すのに、人間以外の生き物は殺処分って?

命に変わりはない。

ましてや、人間のために生まれて育てられた生き物たちである。

その命を、有無を言わさずに殺す。

これがウィルスを研究するきっかけになった・・・と。

 

 

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メモをとったり、録音したわけではない。

俺の目と耳と心で記憶している言葉である。

きちんと書き表されているかは甚だ疑問であるが、

概ねこんな話だたっと思う。

 

で俺はこのお話を聞いてゾクゾクッとした。

殺処分された牛や鶏を外来魚に置き換えたら・・・。

それも俺たちが大好きなブラックバスやブルーギル、

アメリカナマズなどの外来魚に置き換えたら・・・。

 

駆除と声高に叫んで殺処分するよりも

もっと良い方法がある筈である。

外来魚も人間にとって役立っているのなら、

無闇矢鱈に殺さず共存の道がある筈なのだよ。

俺たちは知恵ある人間だもの共存の道を考えようじゃないか。

 

そんな思いを抱いた浄化槽フォーラムだった。

今までは学者の話・・・なんてぇことで講演会などは敬遠していたが、

これからはこの様な講演会があったら、

積極的に参加しようと思った梅雨の晴れ間の7月16日だった。

 

そう、世の中には、物事を公正中立公平に見てくれる人がいるんだ。

これからは、いろんな先生のいろんな講義を聴きに行こう。

人生まだまだ面白いぜっ!

 

 

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