罵州雑言

罵州雑言

その690 自然環境への還元


 

 

Fish村のアジサイが咲いている。

このところの鬱陶しい天気にマッチして、なかなか良い感じだ。

アジサイはやっぱり、薄暗い天気の日に映えるなぁ。

 

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

 

で、この裏手にある小池栄湖はもの凄いことになっている。

な、な、なんと昨年以上に池の表面が覆われた。

そう、ガガブタである。

白い可憐な花を咲かせるので、弱々しいのかと思っていたら、

ドッコイこいつ等は強かであった。

 

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

 

条件さえ揃えば、増殖に増殖を重ねて鬱陶しいほどに増える。

今年の冬は殖芽がたっぷり獲れるだろうなぁ。

一応、来年の目標はガガブタの殖芽10000株である。

1000株を10回ってことだから、それほど・・・大変だなぁ。

でもね、今年になって霞ヶ浦本湖のあちこちで、

目撃しているガガブタの新葉を見ると、

頑張っちゃおうかな・・・と思うから不思議だ。

 

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

 

ガガブタの隙間から顔を覗かせている水の色、確認できた?

透明度があるだろっ。

で、この下にはクロモがその勢力を広げ始めている。

面白いもんだ。

 

水を循環させて透明度を上げたら、ガガブタが一気に増えた。

ガガブタで天井が覆われて光が届かなくなり、

魚たちが酸欠で苦しむのは懲りているので、

エアーレーションを設置した。

これが奏功してさらに透明度が上がり、

クロモやエビモの繁殖を可能にしたのである。

 

水を動かすって作業、人間の責務だと俺は考える。

人間の営みによる環境破壊が、

自然の生き物の生活を脅かしているのなら、

環境破壊によって巨億の富を得た人々が、

自然への畏敬の念を込めて還元すべきなのである。

 

と言うことで、今月末の28日は自然再生B地区の草刈りである。

霞ヶ浦と上手に付き合って行くには、

やはり俺たちが手を貸さないとならないのだよ。

ありのままで・・・無理な話だね。

 

 

Comments are closed.