罵州雑言

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その641 緑いっぱい霞ヶ浦


 

 

霞ヶ浦緑いっぱい運動!

簡単に言ってしまえば、水生植物増殖事業だな。

今春は順調に進んでいる。

このバケツで5杯目となるガガブタの移植である。

 

 

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このガガブタは、中央水路で採取したもので霞ヶ浦産である。

DNAまでは調べてはいないが、いずれにしても水路から水門を抜けて、

霞ヶ浦本湖へと流れ出る運命である。

その運命の流れに俺がちょいと手を貸している・・・それだけのことだ。

 

そう、偉そうなことは言えないが、摘んで運んでの作業は苦労が多い。

腰痛持ちの方には出来ない作業である。

また、諦めの早い人にも無理だね。

俺ぐらい粘り腰じゃないと続かない。

これでかれこれ3年だからね。

 

3年で結果が出ればおんの字であるが、

そうは問屋が卸さないのが自然である。

何かと難しいのだよ。

昨年、根を張ったと思ったトチカガミであったが、

ヒシに追いやられてしまった。

 

一昨年のエビモはどうやらソウギョに食われてしまったようだ。

なかなか難しいが、諦めはしないよ。

今年で3年だからね。

少なくても5年、或いは10年ぐらいの長い目で見ないとな。

我らが小池栄湖だって10年以上経過しているんだからさ。

 

 

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流域住民が霞ヶ浦の偉大さや財産価値に気付いて、

大切にしようと・・・そう思わないと霞ヶ浦は良くならない。

2018年に世界湖沼会議が茨城県で開催されるとのことだ。

それを機に霞ヶ浦を大切に思う人が増えてくれることを願っている。

もちろん、俺たち釣り人はその思いを人一倍強く持ち、

守り抜くことが大切である。

 

俺たちの霞ヶ浦!

そう思ってくれる人が増えることで、

ゴミのポイ捨ては大幅に減少するだろうし、

農工業排水や家庭雑排水についても考えるようになるだろう。

そして、いつの日か緑いっぱいの霞ヶ浦に・・・なるよ!

 

 

 

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